ナルコス見終わった。からの人類の話(9/16)

こんちは。

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Netflixのナルコスメキシコ編も見終わってしまった。。どハマりする訳でもないのに何故か見続けてしまい、数ヶ月のあいだゆっくりと時間をかけて一話一話楽しんでおりました。ちなみに残虐なシーンも多く、おすすめはしません〜

 

コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルで有名なメデジンカルテルがシーズン1、そして彼の死後のし上がるカリカルテルがシーズン2🇨🇴

その後メキシコ編へと移り、コロンビア産のコカインをメキシコ経由でアメリカへ輸送する流通網を独占することで麻薬王へと君臨するミゲル・アンヘル・フェリクス・ジェラルドの話へ🇲🇽

 

個人的にはコロンビア編のシーズン1、パブロ・エスコバルが追い詰められはじめる後半辺りが一番面白かったかな。残虐なシーンもこの辺りが一番多い。何しかテロ行為をやりまくり、よくもまぁ同国民をここまで殺せるわと思いました。。

 

そしてこれは史実ベースで作られており、ドキュメンタリー性があるのが良いところ。現在に続くメキシコ麻薬戦争の基本的な勢力図もナルコスを見ていれば何となく分かるようになる。ま、メキシコの麻薬戦争なんかに詳しくなってどうするんだというツッコミは置いておいて。

 

しかし麻薬の話もそうだが、ゴールド、ダイヤモンドをはじめレアアースと呼ばれる鉱物類やコーヒー豆、カカオなど食品の原料まで、主に南半球のグローバルサプライチェーンに闇が多過ぎる🌍

最近ダイヤモンドを買う機会があったのでブラッドダイヤモンド(血のダイヤ)について勉強し直していると、他のもとなってこの類の色々な知識が付いてしまった。特にカカオは酷いのでインターネットで調べてみると良い。

 

私のように先進国でのほほんと有閑階級生活しているとユヴァル・ノア・ハラリ著ホモ・デウスに書かれているように人類は数万年と続いた餓死、疫病、戦争の三大苦難を克服し、あと残すは不死と幸福の追求という新たな挑戦が始まっているような気がしてしまう。がしかしそれはそんな気がしているだけだった。

 

やれやれ世界は新コロで大騒ぎし、資本主義とグローバリズムの弊害により大量の人間が搾取され、予想以上の早さで気候変動が起き、サバクトビバッタで現代版飢饉が起き、戦争はドローン爆撃に経済戦争、サイバー戦争へと形態も変わる。

 

結局のところ何も克服しておらず、人類の苦難は更にパワーアップして人類に返ってくるのであった。ハラリ氏に説明を求むと言いたいところ。だがとどのつまりはそれらは昔と比べれば微々たる数の死者でしょというのが反論になろう。

第二次世界大戦での死者。スペイン風邪での死者。昔の飢饉の餓死者と比べれば、大した事はない。地球上で1億人死んだり、とある国民の半分が死んだりしているレベル。闇が闇として感じられるのも、私のような一般人にそれが情報として知られる事自体も現代の裕福さゆえと言ってしまえば、そうだ。ハラリ氏。さすが合理的で何も言えない。

 

課題は無いわけではない。

何事もファクトフルネスでいこう。

これからも。

それを言いたかった。

それでは。