こんちは。
先週末の動き。お相手の千葉の実家にお邪魔して、略式結納を執り行う。
その後成田山うなぎ屋「川富別館」にて食事。印旛沼で養殖されたうなぎ。
うなぎづくし。浜名湖産との違いは、、よく分からない。
結納は3品。
結納金、末広(扇子)、熨斗。
隣に置いてある樽は吉野の酒「やたがらす」そして鰹節。
最近はどこのお家も結納なんてやらないらしい。
文化として消えつつあるもの。しかしウチからの提案で実施する運びに。
伝統文化は合理とは一見かけ離れたもののように見える。
しかし回り回って合理的と捉えられることもできる。
文化を無駄と見なし削ぎ落とし、それが行き着く先は大抵おもしろみがないことを私は大人になるにつれ知る。
現菅政権ははんこ廃止をはじめ合理的政策が展開されている。大歓迎だ。
しかしあくまで行政サービスにおいては徹底的に合理性を追求すべきという話で、はんこ文化は否定しない。文化の重みは消えることはない。
昔の社会通念においては意味のあったことでも、今や本質的に意味の無くなってしまったものは多い。
いや、敢えて言うならば「かこつけて遊ぶ」のが本質的な意味となったのかもしれない。
何かにかこつけて人は交流し、仲間となり信頼が生まれる。
クリスマスも節分も七五三も、一年間に行われるイベントのほぼ全てがそうである。(特定の教義を信仰しない人には、だけど)
なのであまり難しいことを考えずに、無駄や無駄やと言わずに、「かこつけて遊ぶ」方が、何かと人生豊かなんではなかろうか。それが結納での学び。
以上、新聞の社説風でした。